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社労士試験当日の持ち物&スケジュール|試験本番で失敗しないための準備

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社労士試験当日のスケジュールや持ち物、試験本番での過ごし方を徹底解説。試験会場での注意点や合格者の成功事例を紹介し、万全の準備で本番に挑めるようサポートします。

社労士の試験会場のイメージ

「試験当日、あなたは万全の準備ができていますか?」

社会保険労務士(以下、社労士)試験は、長い勉強期間を経て迎える重要な一日。しかし、試験当日の過ごし方次第で、これまでの努力が十分に発揮できるかどうかが決まります。本記事では、試験当日のスケジュールや持ち物、試験本番での注意点を詳しく解説。合格者の成功事例を交えながら、試験当日に最高のパフォーマンスを発揮するためのポイントを紹介します。

試験本番に向けて、万全の準備を整えましょう!

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社労士試験当日のスケジュール

試験会場にありそうな時計

社労士試験の実施時間と当日の流れ

令和7年度社労士試験の受験案内によると、実施時間は以下のように公表されています。

試験日:令和7年(2025年)8月24日(日)

選択式

着席時刻
10:00

試験時間
10:30~11:50(80分)

【択一式】
着席時刻
12:50

試験時間
13:20~16:50(210分)

当日は着席時刻になると、試験監督から試験に関する注意点が読み上げられます。お手洗いなどは、必ず着席時刻までに済ませるようにしましょう。

午前の選択式試験終了後、解答用紙の回収が済み次第昼休みとなります。

試験会場への到着目安と準備すべきこと

試験会場へは、当然ながら余裕をもって到着するよう準備しましょう。開場時間は9:30となっているため、それより前に到着すると中に入ることはできません。

昼休みの過ごし方

社労士試験の昼休みは、貴重な1時間です。択一式問題に備えて最後の確認をするもよし、午後に向けて体力回復を図るもよし、どのように過ごすのかを決めておきましょう。

ただ、試験当日は周りの受験生の動向も気になるものです。精神的に落ち着かない状態は好ましくないため、事前に自分はどのように過ごすのか決めておくことをおすすめします。

また、昼食は会場内でとれるケースがほとんどのようです。当日、近隣のコンビニ等は混み合うことが予想されますので、なるべく自宅や自宅付近から準備しておくようにしましょう。

参考:全国社会労務士会連合会試験センター|社会保険労務士試験オフィシャルサイト

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社労士試験当日の持ち物

ポイント

社労士試験当日の持ち物については社会保険労務士試験オフィシャルサイトで公開されていますが、合格者の声から「あったら便利」というものもご紹介します。

必須の持参品
1.受験票
2.筆記用具
 HBの鉛筆、シャープペンシル、プラスチック製の消しゴムのみ可。
 何かのトラブルに備え、それぞれ最低2個ずつは準備する。
3.腕時計
 会場内に壁掛け時計がない場合もあります。時間管理ができないのは致命的なので、必ず準備しましょう。
4.眼鏡
 コンタクトの方も、念のため準備しておくと安心です。
5.目薬
6.ハンカチ・ポケットティッシュ
7.ペットボトル飲料水
 ルールに従った上で、試験中に水分補給できる場合があります。
8.昼食
9.顔写真付きの身分証明書
 必須の持参品とはされていませんが、受験票以外で本人確認をされる可能性があるため持参しておきましょう。
持っておくと便利なもの
1.座布団・ひざ掛け 
 長時間座った状態になるため、心配な方は座布団を持参してもよいでしょう。
 また、夏場でクーラーの温度が気になる方はひざ掛けもあると安心です。
2.糖分補給用の飴やチョコレート 
 脳の疲労を緩和するために必要であれば用意しておきましょう。
3.上着 
 ひざ掛けやストールは、試験監督者の判断で使用できない可能性があります。 
 カーディガンなど、着用できるものがあると防寒対策として安心です。
4.イヤホン
 試験前や昼休みに周囲の音を気にせず集中したい人は、イヤホンを使う手段もあります。
5.ビニール袋
 試験会場で出たゴミを入れるためのもので、試験会場でゴミ箱を探す手間を省くことができます。
6.暑さ対策のタオルや制汗シートなど
7.直前に確認する用のテキストやメモ

試験当日の朝は精神的に落ち着かなかったり、緊張でいつもと違うルーティンになってしまうこともあります。前日のうちに準備できるものは、なるべく前日に準備し、当日の朝にバタバタしないよう備えましょう。当日着るものも、前日夜に用意しておくと朝からあれこれ考える必要がなくなります。

会場までの経路も事前に調べておき、試験当日はなるべく考えることを最小限にできるよう工夫しましょう。

参考:全国社会労務士会連合会試験センター|社会保険労務士試験オフィシャルサイト

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社労士試験本番での注意点

初めての社労士試験本番を迎える人のなかには、長時間の試験がどのようなものか、何に注意すべきか想像しにくいという方もいるでしょう。

いかに準備しておくかが合格のカギとなります。以下を参考に、イメージして臨んでください。

社労士試験本番での時間配分のコツ

社労士試験は、膨大な問題量を限られた時間のなかで解き進めなければなりません。模試では時間内に解答できていても、緊張から本番で時間が足りなかったという受験生の声も毎年聞かれます。

選択式は80分間の試験時間で、問題数は小問単位で40問なので、単純計算で小問1問あたり2分。

択一式は210分間の試験時間で、問題数は70問なので、1問あたり3分。

(理想は、すべて解答した後にひととおり見直しができる程度の余裕を持たせたいところです。)

1問終わるごとに時間を見たり残り時間を計算すると逆にそちらに時間を使ってしまうことになるので、選択式であれば大問3問が終わった段階で○時○分を過ぎていないように、など大きな枠で時間管理をするとよいでしょう。

また、判例や事例問題など長文の問題文は要注意です。理解しながらゆっくり読んでいるとあっという間に時間が過ぎてしまうので、ほどほどにして切り上げ、後から戻ってくる印を付けた上で次に進むという判断が必要な場合も出てきます。深入りし過ぎて後の数問が解答できないという事態よりは、その1問はいったん後回しにしてその後の問題を一通り解いた方がダメージが少なくなることもあることも頭の片隅に置いておきましょう。

社労士試験中の集中力維持法

社労士試験の、特に択一式試験は210分間と大変長時間に及びます。いくら本試験とはいえ、午前の選択式試験で十分疲れた後ということもあり、試験中に緩んでしまう瞬間も出てきます。周囲の受験生の立てる物音が気になったり、空調が寒い・暑いことが気になったり等、集中力を削がれる要素は尽きません。

そしてその一瞬の緩みが、マークミスやケアレスミスにつながってしまうのです。

試験本番で集中力を維持するために有効なのは、本番と同じタイムスケジュールで実施される模試を受験しておくことです。そしてできれば、予備校等で会場受験をするほうがよりリアルな試験対策ができるでしょう。予行練習を行っておくことで、自分が辛くなってくるタイミングを事前に知ることができますし、知っておくことで本番でも落ち着いて対処が可能になります。

また試験中の対策としては、

少しの時間でも脳がリフレッシュされます。

脱水による集中力低下を防ぎます。

自分が得意な科目、自信のある科目から解き始めることで、スムーズに試験を進められます。

などが挙げられます。

試験中に、不正と疑われるようなよそ見をしたり大きく体を動かすようなことはできませんが、できる範囲で自分の集中力を高めることは必要です。

自分に合う集中力維持の方法を見つけて、試験に臨んでください。

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合格者が実践した、社労士試験当日の戦略

社労士試験合格した証書のイメージ

社労士試験当日の戦略について実際の合格者のA子さんの話を元に、一つの方法をご紹介します。参考にしてください。

解答する科目の順番を決めておく(苦手科目は後回し)

※ここでは問題のボリュームが多い択一式試験に絞ってご紹介します。

社労士試験の択一式問題は、

労働関係法規→一般常識→社会保険関係法規

の順で出題されます。A子さんは一般常識科目に最後まで不安が残っていたため、この科目を解いてネガティブなモチベーションになった状態で社会保険関係法規に進むと、正常な判断ができなくなるのではないかと考えました。

そこで、模試受験の段階から問題を解く順番を、

労働関係法規→社会保険関係法規→一般常識

に変更して進めることとしていました。周囲の受験生の中には、より細かく自分の得意科目から(例えば、健保→雇用→労災…というように)解く、という人もいました。しかしあまり細かく順序を変えすぎるとマークミスをしてしまうリスクが上がると考えたため、大きな枠としての順序を入れ替えるのみにとどめました。

また、自分の得意だと思っていた科目で本番でも高得点を出せるかどうかはわかりません。

A子さんは、勉強期間中は年金科目は比較的得意で、雇用保険法を苦手としていました。しかし蓋を開けてみると、国民年金法は基準点ギリギリの4点で、雇用保険法は10点満点という結果になっており、得意科目から解き始めていたら心が折れていたかもしれないと思った記憶があると振り返っておられます。。

良くも悪くも自分の感覚を信じるのはそこそこに、ミスをしない方法を優先して淡々と戦略を練ることをおすすめします。

トイレに行くタイミングを決めておく

択一式試験は、210分(3時間)と長時間に及びます。多くの受験生が途中トイレに立ちます。

A子さんの場合、「労働関係法規の解答が終わった段階で1回トイレに行く」と決めていました。静かな会場で、受験生たちが皆集中して問題を解き進めている中手を挙げるのは若干の勇気がいります(少なくともA子さんは緊張しました)。しかし決めていれば心の準備ができるので、スムーズに行動に移すことができます。

このタイミングで行くと決めていたのは、きりのいいところでリフレッシュし後半に向けて切り替えて、集中力を取り戻したいという目的と、この後訪れる問題がどんな問題であっても最後まで解ききるぞという決心を今一度思い出す目的がありました。

一方でトイレに行く行為は貴重な時間を消費する行為でもあるため、なるべく行かないという受験生仲間もいました。そもそも席を立ったところでリフレッシュにならないという人もいることでしょう。

この方法も自分のスタイルに合うかどうか、よく検討していただけたらと思います。

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まとめ

本記事では、社労士試験当日のタイムスケジュールや準備物、過ごし方などをご紹介しました。

当日は試験問題を解いていくなかで、さまざまな感情が生まれます。その中で、自信がなくなったり、ネガティブな感情ももちろん生まれます。しかし社労士試験は1年に1度きり。その重要な日に心身ともにベストコンディションを発揮できるよう、しっかり準備して臨みましょう!

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